わたしのひとりごとブログ・・・
2020.11.23
二人にひとりはがんになる時代
病院にいると選択肢がないとそんな風に嘆かれた人がいます。
胃に大きな腫瘍ができ、手術、抗がん剤治療をしたにもかかわらずその後の転移
放射線治療でただれがひどく食事が全くとれなくなり、体力もなく、トイレに行くのがやっとの状態のなか、今度は抗がん剤治療をすすめられたそうです。
同じような状況だった友人が、抗がん剤開始後、あっけなく亡くなってしまった経験からご自身もこのままでは死んでしまう・・・と強い恐怖感をもったそうです。
そして、詳しい事情はわかりませんが、『私は抗がん剤を断り、がん難民になりました・・・』 と言われました。
家に帰れば、家族に迷惑をかけるかもしれない・・・
でも、もう楽に生きたい・・・
残りの時間、残された人生を人として生活がしたい・・・
時間より質を大切にしたい・・・そう言われました。
そしてご家族様もご本人の意思を尊重されているようです。
お話を聞いて、消化しきれないほどの切ない気持ちになりました。
何が正しく、何が間違っているのか・・・
きっとこれからもわからないことです。
ただ言えることは、選択の自由はあるということ
そして、望む形、生き方、とらえ方、全員違うということです。
他人から見れば腑に落ちない結果でも、それは他人から見た価値観
本人さんにとって腑に落ちたいく結果なのかもしれません。
周りは患者本人が選択したことを尊重
サポートするのみですね。
色々やっけど、良くならなかった・・・
色々やったから、ここまでこれた・・・
同じ結果でも、とらえ方によって心が変わってきます。
自分はどんな生き方がしたいのか?・・・
大切なテーマであり、これによって何を選ぶのかが変わってきますね。
大きく人生が変わるかもしれません。
2人に1人ががんになり、そのうち3人に1人が亡くなる時代
決して他人ごとではないテーマです・・・
どうか前向きにそして心豊かに過ごされますことを願っています。
がんを体験して学んだ わたしのひとりごとブログ
今日もありがとうございました。 塚本みづほ拝
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