わたしのひとりごとブログ・・・
2020.11.01
過剰診断と過剰診療
がん検診の本当に必要なのでしょうか・・・
「がんの初期診断の誤診率は、時には12%にもなる」 とアメリカのがん医学誌で2005年に掲載されています。
特に乳がんの誤診は後をたたないと言われています。
乳房全摘をしてみたら、悪性ではなく、良性だったという話は少なくありません。
女性にとっては、本当に大きな問題です。
乳ガンはマンモグラフィが活躍するようになってさらに誤診が増え、欧米だけでも恐ろしい数の誤診の犠牲者が確認されています。
しかも、マンモグラフィによる発ガンの危険性は、結果として乳がんを増やしている事実。
乳がん患者さんの数は1975年~2004年の間になんと4.5倍にも増えています。
特にマンモグラフィ検診が盛んになり、乳がんは急激に増えています。
マンモグラフィ検診のリスク
早期発見といいながら、亡くなる人が減らないのはなぜでしょうか・・・
過剰診断の末、手術、抗がん剤、放射線の過剰な治療で命を縮めているケースが後を絶たないと多くの医者も言っています。
まさにマッチポンプです。
つつけばつつくだけ、再発転移に可能性を上げていくがん治療。
目先の事だけにとらわれた結果なのではないでしょうか・・・
そして、過剰診療の代表的ながんといえば、前立腺がんです。
スウェーデンの研究によると、前立腺ガン患者を、全く治療せずに10年間経過を観察したところ、がんでなくなったのは、わずか8.5%だったとのことです。
スウェーデンでの前立腺がんは、何もせず様子を見るのが一般的だそうです。
日本の病院では考えられませんね・・・
ちなみに、日本の病院では、がんと診断されたら、手術、抗がん剤、放射線の何らかの治療を100%すすめられます
抗がん剤使用率は、がんの患者さんの8割以上にものぼります。
一方、カナダは手術は6%、抗がん剤は5%しか行われないそうです。
これだけ国によって違いますが、日本ほど過剰な治療をする国は珍しいです。
それは、世界は、抗がん剤でがんが治せないことを周知しているからです。
日本人もそろそろ気付かなければ、がんの死亡者を減らすことは出来ません。
真面目が故に固定観念を外せない日本人ですが、自分の命は自分で守るしかないのです。
そして、自分で治していくしかないのです。
がんを体験して学んだ わたしのひとりごとブログ
今日もありがとうございました。 塚本みづほ拝
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