わたしのひとりごとブログ・・・
2017.11.25
失ってから気づくことのないように
抗がん剤をしたら、胸水が必ず溜まる、と言われた方がいらっしゃいます。
抗がん剤をやめると、自然となくなる。
なぜだろう・・・と不思議に思い、抗がん剤について調べてみたそうです。
結果、彼女は、抗がん剤をやめることを決めたそうです。
また、ある方は、抗がん剤で息子さんを亡くしたと言われました。
調べることもせず、それどころか、「抗がん剤はやめた方がいい」 と言ってくれた友人の言葉も振り払ってしまった・・・
抗がん剤が、なぜ危険なのか・・・それすら聞こうともしなかった。
そして、息子さんのがんは転移し続け、猛烈な痛みに大量の薬を投与し、そのまま亡くなられたそうです。
息子さんを亡くした悔しさと、ご自身を責め続けるお父様の姿は、何ともいえません。
このお父様と同じように、小学校2年生で白血病になった息子さんの、抗がん剤で生き地獄をみた医師が書かれた 【白血病の息子が教えてくれた医者の心得】 を読み、私も胸が引き裂かれる思いになりました。
*****************::ご著書の紹介文を一部抜粋させて頂いています*************
患者さんが来ると、まずはプレトニン(ステロイドの一種)を20錠くらい飲ませる。ところが、プレトニンでコントロールできるのはわずか10人のうち5人。あとの5人はなんぼ飲ませてもびくともしない。プレトニンを100錠、200錠、点滴のなかに入れてばんばかやるわけだ。次に抗がん剤をやるわけだ。がんというのは、人間の正常な細胞とそれよりも何十倍も強いお化けみたいなものとが共存しているんです。
抗がん剤をやると患者さんはゲーゲー吐きながらしんどいと訴える。そうすると医者は、検査のデータを見せて、あんたなにをいっているんだ。このとおり抗がん剤でがんが小さくなっているのに。マーカーの数値が下がっているのを見せられて患者さんは「すみませんありがとうございます。ゲーゲー」と感謝する。そこでまた抗がん剤。ゲーゲーやる。人間が死にかかったら抗がん剤をやめる。がん細胞がどんどん大きくなってマーカーが3倍4倍。また抗がん剤やる。患者さんゲーゲーやる。先生もうやめてくださいという。なにいってるんだ、マーカーが下がったじゃないか。あ、ありがとうございます。ゲーゲー。また途中でやめる。マーカーが上がる。またやる。ゲーゲーありがとうございます。を繰り返しながら苦しんで死んでいかなければならないんです。
がん細胞のほうが絶対に人間の細胞よりも強い。絶対にがんよりも人間のほうが先に死ぬ。それは自然の摂理であります。
僕はそんなこと分かっていたけど、卒業して23年。大学でもこれしか教えてくれないし、教科書もこれしか書いてない。だから何百人ものがん患者さんが抗がん剤でみんな苦しんで死んでいくのを見届けるしかなかったんです・・・
白血病で亡くなった息子が抗がん剤は拷問以上だと教えてくれたそうです。
息子さんを通して、気付く・・・
人は、そうなのかもしれません。
本当に大切な、かけがえのないものを失って、初めて気付くものなのかもしれません。
しかし、少し心にゆとりを持って、素直に周りを見てみると気付くチャンスはたくさんあります。
気付けるチャンスを掴むか、掴まないかも自分自身
一番は、後悔の無い選択、悔いのない生き方が出来るかです。
私は、女性として
がんであっても美しく輝いていたい・・・
母として、生き生きとありたい・・・
妻として、心豊かでありたい・・・
そんな方を応援しています。
がんを体験して学んだ わたしのひとりごとブログ
今日もありがとうございました。 塚本みづほ拝
本来の力を呼び起こす
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