がんを体験して学んだこと

自然治癒への道とはどんな道?

わたしのひとりごとブログ・・・

2021.10.09

細胞分裂を抑えるミトコンドリアを増やすには

私たちの体は、エネルギーを作るために、2つのシステムを使い分けています。

この2つのシステムを、年齢、生き方によって使い分けることで健康が保たれています。

またがんなおしにおいては、鍵となります。

あなたはどちらのシステムを主に使っているのでしょうか・・・

低体温でも糖質から素早くエネルギーを作り出す、酸素を必要としない【解糖系】のシステム

このシステムは、しっかり食べて活力を確保し、成長する子ども時代に必要なシステムです。

解糖系は、瞬発力と細胞の分裂が活発なのが特徴です。

もうひとつは

深部体温37.5℃で効率よくエネルギーを作り出す、体温と酸素を必要する【ミトコンドリア系】のシステム

分裂抑制遺伝子を働かせ、成長をとめ、細胞分裂を抑えます。

また、持久力に適しているのが特徴です。

ミトコンドリア系は、カルシウムの貯蔵やアポトーシス(細胞の自殺)の制御などの役割も担っています。

ですから、ミトコンドリア系の機能が低下すると、病気や怪我がなおりにくくなります。

これらを見ても、がんなおしには、ミトコンドリア系のシステムを働かすことが重要であることがよくわかりますね。

お母さんのお腹の中にいる胎児は、解糖系を優位にしっかりと働かせ、細胞分裂と増殖を繰り返し、成長していきます。

生まれくると、酸素を取り入れることで、ミトコンドリアが増えてきます。

成人に近づくにつれ、どんどんミトコンドリアが増え、細胞分裂の抑制が働き、成長がストップします。

そして、年齢と共に瞬発力派の解糖系優位から、持久力派のミトコンドリア系に移行していきます。

歳をとっても、若い時と変わらない様にたくさん食べていると、解糖系のシステムが優位のままになります。

解糖系は、細胞分裂をします。

がんを気にする年齢になると、細胞分裂を抑制するミトコンドリア系のシステムを優位にすることが非常に重要になってきます。

この2つのシステムがバランスを取りながら私達は生きています。

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1つに細胞の中に、ミトコンドリアは数百個から数千個存在すると言われています。

体温が高い臓器、例えば肝臓、心臓、また、脳にはミトコンドリアが多く存在すると言われ、体温が高いほど働きが良くなります。

年齢と共にさまざまな病気が起きてきます。

これは、ミトコンドリアが上手く働いていないということです。

がん細胞のなかは、ミトコンドリアの数は少なく、機能が低下していることは知られています。

私たちのなかでつくられる酵素がミトコンドリアに働きかけています。

ミトコンドリアに働きかける貴重な酵素を無駄につかわないためにも、少食を心がける必要がありますね。

ミトコンドリアがしっかりと働いてくれる自分でいますか?

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