わたしのひとりごとブログ・・・
2021.01.07
コレステロールと動物性食品
病気の強力な予測因子が血中コレステロールですね。
コレステロールは主に2つの種類
それは、食事コレステロールと血中コレステロール。
食事コレステロールとは食べ物のなかに存在するコレステロールで、糖質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、脂肪といったようなものと似た食べ物の構成成分です
このコレステロールは動物性食品にだけ含まれているもので、食品のラベルに表示されている通りのものです。
動物性食品を摂取したときのコレステロールは、病院で検査したときにでる数値とは異なるもので、病院で測定しているのは、血液中にあるコレステロールになります。
これが血中コレステロールと呼ばれ→肝臓のなかでつくられるものです。
同じコレステロールなのですが、食事コレステロールと血中コレステロールは意味が全く違います。
脂肪でも同じことが言えます。
食事脂肪とは→食べたものの脂肪であり→身近なものだとフライドポテトなどの油脂のことなのです。
同じ脂肪でも、体によってつくられたものは体脂肪なので、食べたものの脂肪と、体脂肪とでは全く違うものになりますが、化学的物質としては同じものになるので、検査結果で同じようにとられやすくなることを知っておくといいですね。
しかし、動物性食品、加工食品を多く摂っている人や植物性食品が少ない人はコレステロールが高くなってきます。
大腸がん、前立腺がん、乳がんなどは、コレステロール値が高いことと密接に関係していると言われています。
一方、抗酸化物質、ビタミン、ミネラル、食物繊維といった栄養をしっかりと摂り、健康状態が良く、コレステロール値が低い人は、コレステロール値が高い人に比べ、癌、脳梗塞、脳出血、糖尿病、うつ病などさまざまな病気になりにくいとされていますが、逆にコレステロール値が低いと癌や病気のリスクが高まるといわれ、動物性食品を積極的に摂るようすすめられることがあるようです。
いったいどうしたらいいの?? と思ってしまいますね
検査の数値だけでなく、毎日の食生活と自分自身の健康状態をしっかり把握して判断することが大切と思います
ただ低ければよいというわけではなくて必要な範囲を知ることが大切です。
動物性食品や加工食品に偏り、食生活が悪いにも関わらず、高い数値だったコレステロール値が低くなっていた、という人は要注意です。
これは癌などが原因で血中コレステロールが低くなっている可能性があり、癌が発見されるよりはるかに以前から癌細胞は体内に存在しているため、癌発症の数年前からコレステロール値が高値から低下してくると研究で明らかにされています。
これはコレステロール値が低いから癌を引き起こすのではなく、癌が肝臓のコレステロール製造能力を低下させているために血中コレステロール値が低下するので、高かった人が、動物性食品の多い食事を改善しないまま急にコレステロール値が低くなった場合は注意です。
抗酸化物質をしっかりと摂り、バランスのとれた栄養と、体を温め、明るく前向きな心で過ごしたいですね。
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今日もありがとうございました。 塚本みづほ拝
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