わたしのひとりごとブログ・・・
2020.07.20
がん患者の心の葛藤
がん患者さんの多くは、心の葛藤を抱いています。
がんを宣告された人は、大なり小なり一度は経験しているのではないでしょうか・・・
つぶれてしまいそうな不安
定期的に襲ってくる恐怖感
恐れから起きる迷い
焦りから起きる苛立ち
何かわからない孤独感
私も心の葛藤からなかなか抜けれず、家族に心配をかけました。
そんな様子をみている家族も本当にきっとつらかったと思います。
不安や恐怖に耐えれなかった私は、愚かなことにそのイライラを家族にぶつけていました。
私のように自分の心の愚かさに気付かない人、気付いていても変えようとしない人は、さらに心は病み、体を蝕みます。
がん宣告を受け、そのとたん、一気に病人になっていくようでした。
不安、恐れ、迷いから孤独感が強くなり、ときには被害者意識が過剰になり、さらに心の孤立が起きてしまいます。
そんな私を家族は必死で支えてくれました。
しかし、人の心を変えることは、たとえ家族であっても出来ないのです。
だから、夫をはじめ、家族は自分たちが変わること決心したそうです。
私がどんなに当たっても、怒ることなくすべてを受けいれてくれた家族
私がどんなに泣いても、笑顔でいてくれた家族
本当に自分が愚かであることに、はたと気付かされました。
そして、この心のままでは、がんをなおすことは出来ないと気付いたのです。
どんなに良い選択をしたとしても、自分自身に責任を持たなければ、なおらないことも強く感じました。
基本は自分
人や物、そして病院また療法はサポート役です。
人や物に依存をすると、常に精神は乱れます。
すべては、自分
自分を信じることができるか、できないか
これが大きな別れ道になるのです。
とらわれが強くなれば、頭で考え、正しいか、正しくないかだけにこだわるようになります。
頭で考え悩むと、どうしても不安が起きストレスとなります。
そして脳の大脳辺縁系という部位に感知され、脳の視床下部という内分泌機能・自律神経などをコントロールする器官へ伝えられます。
ストレスの刺激は視床下部から、副腎皮質ホルモンの分泌を促したり、アドレナリン、ノルアドレナリンの分泌を促します。
そして心臓の筋肉に直接作用して、心臓の収縮を促し脈拍を上げたりします。
この状態は、血流障害を引き起こし、顆粒球の増加によって組織破壊、細胞の酸化、免疫低下という流れになり、がんを発症してしまうのです。
多くのクライアントさんをみてきて、この世の中で絶対的に正しいもの、なおる保証があるものはないと私は思います。
正しいものは人によって違います。
環境、性格、細胞が違うように、すべて正しいものも違うのです。
なおると言って欲しい、大丈夫と言って欲しい、正しいと言って欲しい・・・
私もそうでしたが、これも依存であったと思います。
安心は人から受けとるものではなく、自分がするべきことをして自分が自分に与えるもの
愚かな自分に気付き、自分を信じる訓練を積み重ねるしかないのです。
がんをなおせるのは、薬でもなく、医者でもなく、自分自身でしかないことを知る
愚かな自分に気付き、生き方を変えるから、好転するのです。
その不安、その苦しみ、その恐怖、その孤独
痛いほどわかります。
だからこそ、自分のために気付き、変わってほしいと願っています。
がんを体験して学んだ わたしのひとりごとブログ
今日もありがとうございました。 塚本みづほ拝
本来の力を呼び起こす
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